Upworkとは?日本人なら誰でもできる副業!

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こんにちは、ミキオです。

フリーランスとしてもっと自由に働きたい、海外のクライアントと仕事をしてみたい——そんな人にとって、選択肢のひとつとなるのがUpworkです。

日本国内でもクラウドワークスやランサーズといったフリーランスマーケットプレイスはありますが、Upworkはそれらとは異なり、世界中のクライアントと直接つながれるのが特徴です。

この記事では、Upworkの基本情報や仕組み、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

Upworkを使えばどんな仕事でどのくらい報酬を貰えるのか、英語力がなくても仕事できるのか気になる人は、ぜひ最後まで読んでみてください!

Upworkとは? 世界最大のフリーランスマーケットプレイス!

Upworkとは世界最大のフリーランスマーケットプレイスの一つです。

日本には、クラウドワークス、ランサーズというフリーランスマーケットプレイスがありますが、

それの英語版と思っていただければ大丈夫です。

Upworkは2003年に設立されたElanceとoDeskという2つのフリーランスマーケットプレイスが統合され、2015年にUpworkが誕生しました。

現在では、数百万ほどのフリーランサーが登録しており、毎日大量の案件が投稿されています。

Upworkの仕組み

Upworkはクライアント(仕事を依頼する人や企業)とフリーランサーが直接やり取りを行い、

プロジェクトを進める仕組みになっています。基本的な流れは以下の通りです。

  1. クライアントが案件を投稿
    クライアントが仕事の内容、予算、期間、求めるスキルなどを記載した案件情報をUpwork上に投稿します。
  2. フリーランサーが提案(Cover letter)をクライアントに送る
    フリーランサーは興味のある案件に提案書(Cover letter)を送ります。案件にふさわしい候補者であること、スキルなどをアピールします。
  3. クライアントがフリーランサーを選定
    クライアントはフリーランサーの提案書を見て、ふさわしい候補者を選択します。
  4. 契約を結び、仕事を開始
    クライアント、フリーランサーが合意すればUpwork上で契約を結び、仕事を開始します。
  5. 納品、報酬の受け取り
    フリーランサーは仕事が終わったら、納品を行います。納品物がクライアントに承認されると、Upwork上で報酬が支払われます。

Upworkのメリット・デメリットとは?

Upworkで仕事していて一番面白いなと思うことは、何と言っても世界中のクライアントと仕事ができる点です。

また、仕事を通じて生きたビジネス英語が学べるため、英語力向上も見込めます。Upworkで様々な表現を学び、実際に使うことで効果を実感しています。

Upworkを始めて約1年、こういう点がメリット、デメリットだよなあと思うことをまとめてみました!

Upworkを使用するメリット

外貨を稼ぐことができる

僕が感じる一番のメリットは、外貨を稼ぐことができるという点です。

特に、コロナ以降の経済状況を考えると、日本円の価値は下がり続けています。

円安が進行し、1ドル=150円を超えることも珍しくなくなりました。現在(2025年2月11日)は依然と比べると円高ですが、それでもなお円安傾向です。

それに伴い、日本国内の物価も上昇し、円の購買力が低下しています。

そんな状況で、ドルで報酬を得られるのは大きなメリットです。

単価が高い

日本のクラウドソーシングサイトよりも、Upworkの方が単価が高い案件が多いです。

例えば、1時間日本語録音をするだけで20ドル(約3000円)という仕事があります。

Upworkではクライアントの多くが欧米を中心とした海外企業や個人事業主です。

そのため、日本の相場よりも高単価な案件が多く、スキル次第でより高い報酬を得ることも可能です。

面白い仕事がある

人助け的な仕事も見かけるのもUpworkの良い点です。

先月、実際に僕が担当した案件で「息子が欲しがっているポケモンカードを探してほしい。」というお仕事がありました。

扱っていそうな店舗に電話をかけたり、在庫確認で直接店舗を何件も回ってきました。

実質2時間の稼働で100ドルいただきました。しかも、チップもいただき人助けができて、しっかりお金も稼ぐことができました。

数は多くはないですが、このように面白くて、人の役に立てるお仕事もあるのは非常に魅力です!

Upworkのデメリット

最初の案件獲得が難しい

Upworkにはほぼ未経験歓迎!と書かれた案件はありません。日本のクラウドソーシングサイトと一番異なる点と言っても良いじゃないかと思います。

Upworkではどの案件も経験者採用がほとんどです。

そのため特定のスキルでの経験がなければ、最初の案件を獲得するのは難しいです。

ですが、日本語の能力を活かす仕事も多くあるので、しっかりアピールできれば採用されます

時差がある

Upworkを使うクライアントは世界中にいるため、案件によっては時差があるクライアントと仕事をすることもあります

僕が現在担当している案件では時差が9時間あるクライアントとお仕事をしています。

現在、イギリスのクライアントのサポート業務で調査やレストランの予約代行などを行っています。

その際聞きたいことがあっても、時差の関係でタイムリーで返事が来ないことも多いため、仕事がなかなか進まないこともあります。

ただ、常に先の展開や仕事の流れを把握することができれば、時差を考慮しながら仕事できるため管理さえしっかりしていれば大丈夫です。

その案件の他、向こうの時間帯に合わせて働いてほしいと要求されることもありました。(日本時間夜11時~深夜3時稼働w)

このような案件に当たると結構しんどいです。でも、仕事を断ることはできるので、希望条件と合わなければ辞退しても問題ありません。

詐欺案件

Upworkでは契約前にクライアントと連絡先を交換することが禁じられています

しかし、中にはルールを破ってUpwork外で直接契約してこようとするクライアントもいます。

また、ルールは破ってはいないものの、納品物にいちゃもんを付けて、当初契約した金額を支払わないクライアントも存在します。

このようなクライアントの案件に応募しない、やばいと思ったら辞退するなど気を付ける点があるのは少し面倒です。

僕はUpwork始めたての頃、そういったことを一切知らずやっていたので、悪クライアントに悩まされました。

なので、経験ベースでそのようなクライアントに引っかからないポイントも他記事で解説します。

Upworkは英語が必須? 日本語だけで仕事はできる?

もちろん、クライアントは日本人だけではないので、英語は必須です!

しかし、日本人や日本語のスキルを必要とするクライアントがいるため、英語を使わなくてもできる案件も存在します。

例えば、日本語の録音案件や、日本語での記事執筆、日本語の校正などの仕事であれば、仕事自体は日本語を使って行います。

クライアントとのやり取り以外では、英語が必要ないことも多いです。

英語が不安だなという方でも、chatGPTやGoogle翻訳などの力を借りれば、やり取りは十分できます。(ただし、翻訳された英語を理解できる基礎力は必要)

Upworkは本当に稼げる? 収入を公開します

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これが僕の2024年の総売上です。

日本円にすると、約54万円です。(1ドル152円で計算)

2024年10月までの売上は約600ドルでしたが、11月~12月で3000ドル近く稼ぎました。

僕は元システムエンジニアですが、売上の9割はエンジニアのスキル以外の案件です。

なので、スキルがなくても十分に稼ぐことはできると確信しています。

ノースキルで稼げる初心者向けの仕事を紹介!

では、ここから初心者向け、スキルがないと思っている方向けに、誰でもできる案件をご紹介します。

実際に僕が担当した案件をご紹介しているので、本当に誰でもできます。是非参考にしてみてください!

1. 日本語録音案件

日本語のネイティブスピーカーなら応募できる案件です。日本語の文章を読み上げてスマホで録音するだけなので、スキルや経験がなくても対応できます。

大量採用されることが多く、最初の実績作りにも最適です。

しかも1回の録音に1時間ほどの作業で20ドルもらえるような美味しい案件もあります。

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  • スマホと静かな環境さえあればOK
  • 1時間で20ドル以上の高単価案件もあり
  • 大量採用案件が多く、最初の実績作りにぴったり

ただし、応募者が多いため、早い者勝ちになることが多い のも特徴です。

案件を見つけたら、すぐに応募するようにしましょう。

2. 日本語文字起こし

日本語の音声を聞いてテキストに書き起こす仕事です。

特別なスキルは不要ですが、正確に聞き取る力やタイピングスピードが求められます。

僕は2024年末頃に日本語文字起こし案件を受注し、1日4~6時間稼働、3週間ほど働いて1720.45ドル稼ぎました。

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契約終了日が1月17日なだけで、作業は8日には完全終了していました。

無償トレーニングを合格しないと作業できない

僕が受注した案件では、トレーニングに合格した人だけが本作業を行える仕組みでした。

ルールがかなり細かく、最初は覚えるのが大変でしたが、無事にトレーニングを通過できたことで、安定して稼ぐことができました。

トレーニングの段階で「修正なしで100%正しく書き起こせるか」がチェックされていました。

トレーニング担当の方が日本人の方で、大変丁寧に添削していただきました。

タスクの単価と効率が重要

文字起こし案件の単価は、「1分あたりの報酬」「1時間あたりの報酬」「文字数ベースの報酬」 など、クライアントによって異なります。

僕の案件では、1分の音声を文字起こしするごとに報酬が発生する仕組み でした。

作業を続けるうちにスピードが上がり、1時間あたり30~45ドル稼げるようになりました

▶ 効率よく稼ぐコツ

  • タイピング速度を上げる(ブラインドタッチを習得すると有利)
  • 音声を聞きながら即座にタイピングできるようにする
  • ショートカットキーを活用する(再生・一時停止など)

など、常に作業効率を上げていく努力をすれば、短時間で稼ぐことも可能になります。

初心者の場合、最初は時間がかかるかもしれませんが、作業に慣れると短時間で多くのタスクをこなせるようになります

ちなみに僕は1日6時間の作業を3日ほど続け、時給30ドルを超えるような作業スピードまで上げることができました。

3. AIトレーナー

AIの性能を向上させるために、AIの出力を評価したり、改善のためのデータを提供したりする仕事 です。

時給が$30~という案件も多く、スキマ時間にできることから副業としても人気です。

日本語のネイティブスピーカーであれば応募できる案件も多く、未経験でも始めやすい職種です。

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しかし、この仕事はトレーニングがしんどい、タスク量が安定しないというデメリットがあると思っています。

トレーニングがしんどい

僕はこれまでOutlier、Data Annotation、ArignerrというプラットフォームでAIトレーナーの仕事をしてきましたが、

実際に稼げるようになるまでのトレーニングが結構しんどかったです。

詳しくは書けないのですが、マニュアルがあります。

すべて英語で書かれているので理解するまでに時間がかかります。

また、内容自体が理解できない部分もたまにあったり、とにかくマニュアル自体を理解するのがやや難しいと感じました。

正式なタスクをアサインされる前にトレーニングで本タスクと同様の作業を行う必要があります。

これは会社によって有償無償が分かれます。

テストに受かったかどうかが分からない、テストに落ちた原因が分からずやきもきすることも多いです。

トレーニングの最後にはテストがあり、一定の基準を満たさないと正式にタスクを受けられません。

しかし、多くのプラットフォームではテストの合否通知が遅かったり、落ちた理由が不明だったりすることがあります。

特に、テストに落ちた場合は「どこが間違っていたのか?」「どのように改善すればよいのか?」といったフィードバックが一切ないケースも多く、

自分で何が悪かったのかを推測するしかないのが難点です。

場合によっては、単に基準に達していないだけでなく、システム上の問題で結果が反映されないこともあります。

また、一度テストに落ちると、再挑戦までに一定期間待たなければならない場合もあり、

「トレーニングに時間をかけたのに、結局仕事ができない」という状況に陥ることも。

特に副業として始めようとする人にとっては、最初の壁が思った以上に高いと感じるかもしれません。

タスク量が安定しない

AIトレーナーの仕事は案件の需要に大きく左右されるため、常に安定した仕事があるとは限りません。

例えば、プロジェクトが一時的にストップするとタスクが来なくなることもありますし、逆に大量のタスクが降ってくることもあります。

僕自身、OutlierやArignerrでは「昨日は1日で10タスクできたのに、今日は全然タスクが来ない」といったことが何度もありました。

プラットフォームによっては、早い者勝ちでタスクが割り当てられるため、仕事を確保するために頻繁にシステムをチェックしなければならないこともあります。

また、新しいプロジェクトが開始されたばかりの時期はタスク量が豊富でも、一定期間が経つと急にタスクが減少することも珍しくありません。

これは、AIトレーナーの仕事が「特定のデータ収集や学習フェーズに依存する」性質を持っているためです。

そのため、長期的な安定収入を得るには、この仕事一本に頼るのではなく、他の仕事と組み合わせるのがベストかなという印象です。

ちなみに僕は現在、3社のAIトレーナーの仕事で稼働しており、内2社でタスクが進行している状態です。

時給はそれぞれ28ドル、15ドルで、スキマ時間を見つけてはタスクをこなしています。

4. リサーチ

リサーチの仕事は、情報を調べてレポートにまとめるシンプルな業務ですが、案件の幅が広く、

日本語ができるだけで応募できるものもあるため、未経験者にもおすすめの職種です。

市場調査だけでなく、以下のようなリサーチ案件も見かけます。

AI翻訳の検証:英語から日本語に機械翻訳(またはAI翻訳)されたアプリをダウンロードし、自然な日本語になっているかをチェックする仕事。
UI/UX評価:日本向けに作成された海外のアプリを使用し、ユーザー体験(UX)がスムーズかどうか、翻訳やデザインに違和感がないかをフィードバックする仕事。

このように、リサーチ案件は単なる情報収集だけでなく、アプリのテストや評価 なども含まれることがあり、

日本語ネイティブなら応募できるチャンスが多いのが特徴です。

未経験でもリサーチの仕事は受注できる?

Upworkでの実績がなくても、社会人として働いた経験があれば、何かを調べてまとめた経験はあるはず です。

例えば、業務でデータを整理したり、社内向けのレポートを作成したりしたことがある人は、それも立派なリサーチ経験になります。

そのため、未経験の分野であっても、自分のこれまでの経験を具体的にアピールすれば、リサーチの仕事を受注できる可能性は十分あります。

実際に僕が受注したリサーチ案件

僕自身、Upworkでなかなか仕事が取れなかった時期にリサーチの案件に応募し、以下の案件に採用されました。

  • 某施設の外国人・日本人の利用者比率の調査
  • トラベル関連アプリのUI/UX評価
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僕はその施設を利用したことがなかったのですが、カバーレターには 「自分なりの調査方法やまとめ方」 を具体的に提示しました。

また、トラベル関連アプリのUI/UX評価の応募時には、前職がシステムエンジニアであること、そして 旅好きであること を前面にアピールし、「情熱を持って取り組みます!」という意気込みを伝えました。

競争率が高くても採用された理由

どちらの案件も応募者が多く、Upworkのトップランクのフリーランサーや僕より経験のある人もいたかもしれません。

それでも、実績のない自分が採用されたのは、求人にマッチしたスキルや意欲をしっかりアピールできたから だと考えています。

リサーチ案件に応募する際は、「自分がどうやって調査を進めるのか」「なぜその仕事に興味があるのか」

を具体的に伝えることが大切です。

経験がなくても、しっかりしたプランを提示できれば、クライアントに「この人なら任せられる」と思ってもらえる可能性が高まります。

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「興味はあるけれど、本当にできるのか不安…」と感じている方も多いかもしれません。

しかし、この記事をここまで見てくださった方はきっと、フリーランスもしくは副業で少しでも収入を増やしたいと思っているはずです。

Upworkに登録すること自体は無料で、すぐにでも始められます。

まずは、どんな案件があるのか実際に見てみるだけでも良いと思います。

たとえすぐに仕事を取るつもりがなくても、どんな案件が掲載されているのか、どのくらいの報酬が得られるのかを知るだけでも、今後の方向性が見えてくるはずです。

こちらの記事でUpworkの登録方法を解説していますので、興味のある方は是非参考にしながら登録してみてください!


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